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分析チャート
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分析内容
執筆日:2018年1月30日
足1:パターンブレイクプルバック
時間帯
2017/10/27 14時台(日本時間:18時台)
採点
エントリー:2点(Trend:○、Signal:-、25EMA:○)
リワード:2点(RR2.0:○、RR3.0:○)
総合:4点
コメント
ダブルトップベアフラッグブレイク後のプルバックの反転。
11時頃の高値と13時頃の高値が揃っており、ダブルトップが形成されている。右肩から下落する安値3の足がトレンドラインをブレイクしたあと、再度トレンドラインを試すようなプルバックができたが、25EMA到達近辺で反発し、足1が安値を更新したことでパターンブレイクプルバックのパターンになった。
足1が1本前の安値を下抜いたところで仕掛け、逆指値はシグナル足の高値の少し上に置く。
ダブルトップの右肩からの下落から見ると、足1からの下降レッグはツーレッグ目となるが、足1からの下降レッグを数えると高値3(もしくは高値4)がツーレッグの下降の終点と考えられる。
高値2や高値3におけるブル派のプルバックが弱く、安値3、足1、安値2から始まるスリープッシュの下落が見受けられる。理由については諸説考えられるが、前日の急落の影響を引き継いでいるものと考えられる。
3箇所のどこで仕掛けても結果的にはうまく行っているが、一番理想的なポイントは足1と考える。
決済ポイントは高値2や高値3の足と考える。また、15時半より米国GDP発表も控えていることから、リスクを避けるためにはそれまでに決済を済ませたい。
他
11時台の見送り(skip)
安値4の足がマイナーなトレンドラインをブレイクし、その後再びトレンドラインを試したあとの安値1の仕掛けで、パターンとしてはパターンブレイクプルバックに近い。
仕掛け足が1本前の足を一時的に上抜いており、ここで買ったブル派を追い詰める仕掛けになっている。しかし、後続が続かず、高値1以降レンジ相場になっている。高値2までに大半を決済できれば少なくともマイナスにはならない。
安値3以降の足が横ばいになっていることから、下方向への動きがダマシになるリスク、ある程度のトレンドをともなってから仕掛けるのが理想と考えるため見送りとした。
米国四半期GDP発表(15:30)
発表のタイミングで大きく下落した後大きく戻し、下影陰線として引けている。世間一般では「予想よりも強い結果に対してドルが買われた(予想:2.6%、結果:3.0%)」と報じられているだろうと推察するが、真意は不明。
プライスアクション的には、継続的な下落トレンドの中で生じた下降スパイク足で高値4からの調整を目論んで買ったブル派のほぼ全員が損切りを余儀なくされた形と考える。
結果を受けて仕掛けた機関投資家などの動きもあったと考えられる。
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