5分足チャートエントリー分析 ユーロドル(EURUSD)2017/10/24

 チャート内に記載した文字やラインの意味や、採点の詳細などの説明は、説明ページを参照ください。

分析チャート

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分析内容

執筆日:2018年1月23日

足1:プルバックの反転(≒tff、pbp)

時間帯

2017/10/24 9時台(日本時間:15時台)

採点

エントリー:0.5点(@、Trend:-、Signal:○、25EMA:-)

リワード:1点(RR2.0:○、RR3.0:-)

総合:1.5点

コメント

 一時的な下降気味な相場におけるプルバックの反転で、上抜け失敗のあとの仕掛け。
 そもそもトレンドが上下方向ともに弱く、仕掛けとしては単に難しい足で、あえて仕掛けようとする必要はないかもしれないが、パターンとしては仕掛ける余地はあったと考える。

 6時台から小規模であるが、かなりの割合で陰線が生じ、25EMAを下抜けて乖離する相場となったことで、下方向へのトレンドができつつある状況。

 プルバックが始まると安値1が仕掛け足に見えるが失敗に終わり、安値2の足も続けて仕掛けられそうだがこれも失敗に終わった。その結果、下抜け失敗と受け取ったブル派が仕掛けてベア派が降りたことで、2本連続で実体の大きい陽線が現れたと考える。
 よって、この時点ではプルバックの反転のダマシ(下抜け失敗の上抜け)に見える。

 プルバックに対して引ける、マイナーな上昇トレンドラインを抜けたのが安値2の足のため、トレンドラインを抜けた後の試しの後(=安値3)を待ちたい。

 足1の前の足が陰線で引けたあと、足1はわずかながら高値を一旦更新している。そしてその後急落し、安値3となったことで、上昇もダマシに終わったと考える。よって、足1の1本前の足を下抜いたところで仕掛け、逆指値は足1の高値の少し上に置く。
 もし安値2の次の足で買いを仕掛けてしまった場合はドテンとなる。

 高値1の足が包み足となっており、下位時間足で考えるとここでワンレッグ目の下落が終了している。
 そのため高値2の時点ではワンレッグしか生じてないように見えるが、ツーレッグの下落の終点とみなせると考える。

 決済候補は高値2の足で、ここで半分以上決済したい。残した場合でも高値2の2本後の足が決済候補。
 高値2の足の決済でRR2以上3未満は狙える。

足2:パターンブレイクプルバック

時間帯

2017/10/24 15時頃(日本時間:21時頃)

採点

エントリー:0.5点(Trend:-、Signal:○、25EMA:-)

リワード:0点(RR2.0:-、RR3.0:-)

総合:0.5点

コメント

 下降トレンドに対するパターンブレイクプルバックの足で、高値2の仕掛け。
 どれだけのトレーダーが意識したかは不明で、トレンドも弱いこともあり妥当性は薄い。
 見送ったほうがいいと考えるが、一応分析のため残しておきたい。

 ウェッジを上抜けした後、数時間前の高値を試し、一気に上抜けしたところで勢いが収まり、プルバックが始まった。
 上昇の値幅よりもプルバックの値幅ほうが大きく、方向感がない。

 やがて下降トレンドラインに到達するとそれも抜け、今度は数時間前の安値を試した(足2の4本前の足)。
 試した後反転し、下抜けは失敗した。さらに陽線の反転足として引けたことで、パターンブレイクプルバックのシグナル足のような形となった。
 高値1の足で仕掛けても一応パターンブレイクプルバックの仕掛けとしては成功したかもしれないが、本命の高値2を待ちたい。次の足が陰線で引けたが、2本後の足は陽線となり、シグナル足となった。

 足2の寄り付きからシグナル足の高値を上回ったのはすぐと考えるが、そのタイミングで仕掛け、逆指値はシグナル足の安値の少し下に置く。

 仕掛け後は一応上昇したが、安値2の2本前の足が再度高値を試し、そこで反発にあったような形に見える。安値2の足は決済候補のひとつで、なんとか損失を抱えずに済んだというトレードとなった。


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見送り(17時台のskip)

 これも足2と同じようなパターンに見えるが、トレンドラインの規模が小さいこと、足2よりも値幅が狭くなっていることなどから見送り。
 もし仕掛けていれば大成功だが(すくなくとも足2よりはリワードが大きい)、仕掛けのセットアップの条件とリワードは一致しないものなので、仕方がないと考える。

足3

 ウェッジした抜け後のパターンブレイクプルバックの仕掛けに見えるが、この日は終始トレンドがなく、仕掛けるかどうか迷うところ。

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