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分析チャート
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分析内容
執筆日:2018年1月30日
足1:プルバックの反転
時間帯
2017/10/26 10時台(日本時間:26時台)
採点
エントリー:2点(Trend:-、Signal:○、25EMA:○)
リワード:0点(RR2.0:-、RR3.0:-)
総合:2点
コメント
欧州時間から始まった緩やかな下落に対するプルバックの反転で、安値2の足。
明確なトレンドはなく、横ばいに近い相場のため、失敗する可能性も高いと考える。
プルバックはツーレッグの調整が見受けられ、安値1の陰線のあと2本連続で陽線となっているが、2本目の陽線(足1の1本前の足)は孕み足となっていることからブル派の勢いの弱さが見受けられ、陽線ではあるがシグナル足として機能した。
そして、足1が安値を下回ったところで急落したものと考えられる。
足1がシグナル足の安値を下回ったところで仕掛け、逆指値はシグナル足の高値の少し上に置く。
2本前の高値の少し上でも良いと思うが、シグナル足の高値を超えてくると安値2の仕掛けはベア派の仕掛けの失敗とみなされるため、上昇することが考えられる。
それなら、逆指値はシグナル足の高値の上に置いたほうが理にかなっていると考える(2本前の高値の上に逆指値を置くと、高値を少し超えてからベア派が再度仕掛けて成功するパターンには対処できるかもしれない)。
仕掛け足は大陰線になったが、後続が続かず、2本後には高値1を形成した。3本後の足で再度安値を更新するも反転し、高値2の足が出現している。
この高値2の足をツーレッグの下落の終点とするのであれば、ここで全部決済してしまいたい。
トレンドが弱いため、一部をスイングしても期待は薄いと考える(ただ今回はどこまで引っ張るかにもよるがスイングは成功した)。
RRは2には満たないが、1は狙えるトレード。
足2:失敗ブレイクからのトレード(≒pr)
時間帯
2017/10/26 11時台(日本時間:17時台)
採点
エントリー:3点(Trend:○、Signal:○、25EMA:○)
リワード:2点(RR2.0:○、RR3.0:○)
総合:5点
コメント
ブル派の上抜けの仕掛けが失敗したあとの安値2の仕掛け。パターンとしてはバーブワイヤーにおける最初の仕掛けの失敗後のトレードもしくはプルバックの反転で、どちらともいえる。
足1から25EMAに到達しない展開が約1.5時間続いたあと、11時過ぎから値動きが横ばいになっている。
「バーブワイヤー」の定義では十字足が含まれていることが条件にあり、この中にはそれがないため(高値2の足が十字足に近い)、厳密にはバーブワイヤーではない。
高値2(高値3とも解釈できる)の足がレンジの高値を抜けたが、25EMAの地点で反発し、レンジ内で引けている。高値2の1本前の足は陽線であることから、高値2の足やレンジの高値を抜けたところで上昇することを想定したブル派は仕掛けたと考えるが、望んだ結果にならなかった。
足2の1本前の足は陰線となったが、高値2の足の安値を下回っていないため、ここではまだポジションを保有しているブル派は多くいると考える。
足2が続けて陰線となり、高値2の足の安値を下抜いたところから、徐々にブル派が失敗と考え損切りを始めたものと考える。足2の次の足では大陰線となっていることから、ベア派の仕掛けとブル派の損切りが殺到したものと考えられる。
仕掛け足は足2としたが、失敗ブレイクのトレードと考えた場合、レンジの安値を下回ったところ(=足2の次の足)で仕掛けるほうが適切かもしれない(成功率はより上がる)。
単に安値2として仕掛ける場合なら、シグナル足の安値を下回ったところで仕掛けるのが適切であるが、高値2の1本前の足の安値に損切りを設定しているトレーダーが多くいると考えられるため、そこで仕掛けるのが得策と考える(リワードは減るが、勝率は大いに期待できる)。
仕掛け後は思ったほどの下落はなく、定義上高値1の足から調整が始まったため、利確もしづらいパターン。
高値1の足の3本前の下影陰線において、1回目の下降レッグが終わっていると解釈できれば(1分足では高値を更新する足が見受けられると考えられる)、高値1の足が実質高値2と解釈でき、決済できるかもしれない。
どちらにしても高値1の足は決済候補の足の1つと考えられる。
RRは安値2の足で仕掛けられれば2.0が狙えるかもしれないが、1~1.5といったところで、利確が遅れると1を切る程度(少なくとも損切りには至らない)。
他
10時台の見送り(skip)
見方によっては25EMAの目前までプルバックした後の反転狙いの安値2の足に見える。
2本前の十字足、1本前の反転足からはブル派の歩調が整ってない印象を受けるが、ベア派の存在も今ひとつ確認できない。仕掛け足が実体を伴う陰線になっているが、それまでの調整の間にはそれが見受けられず、トレンドもそれほど強くないため、仕掛けは見送りとした。
欧州中央銀行金利発表(14:45)
ちょうど安値4の足で、前の足の大陽線を完全に覆う足になっている。
1本前の大陽線で買ったブル派は、安値4の足が仕掛け足の安値を更新した時点で損切りを余儀なくされた。
それでも保持したブル派や(安値4の4本前の安値が当日安値なので、そこに逆指値を置いているなど)、トリプル0での反転を期待したブル派もこの下落に巻き込まれ、急落を推進したと考えられる。
発端は金利発表に伴うものかもしれないが、以降の急落はプライスアクションに従っていると解釈できる。
また、発表から2本後の足で下影陽線が発生しているところではブル派の復活が見受けられるが、結局安値を更新しツーレッグ目の下落に加担する形になっている。ブル派の復活というよりもベア派の利確が多くを担っていると考えられ、それを「反転」と解釈したブル派は第二の下降レッグで損切りを余儀なくされたものと考えられる。
以上の考察から安値3の足の安値を下回ったところで仕掛けられなくはないと思うが、ブローカーのスプレッドやスリッページなど、別要素のリスクが大きいため仕掛けるか否かは個々に委ねたい(私は多分しない)。
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