5分足チャートエントリー分析 ユーロドル(EURUSD)2017/10/04

 チャート内に記載した文字やラインの意味や、採点の詳細などの説明は、説明ページを参照ください。

分析チャート

※画像をクリックすると拡大表示されます。


スポンサーリンク

分析内容

執筆日:2017年12月23日

足1:プルバックの反転

時間帯

2017/10/04 14時台(日本時間:20時台)

採点

エントリー:4点(Trend:○、Signal:○、25EMA:◎)

リワード:1点(RR2.0:○、RR3.0:-)

総合:5点

コメント

 1時間以上前の急浮上後の押し目。調整の下落がやや強く、高値1、高値2の足が両方陰線になっており、「高値○」の足らしくない。ベア派の強さが伺える。

 しかし、高値2の足は25EMAに到達したところでちょうど引けて、次の足は最初こそ継続して下落したが反発して陽線で引けた。
 トレンドが生じたあとの調整が25EMAに到達した直後に反発する、典型的な押し目買いタイミングチャンスが表れた。この時点ではシグナル足候補が生じただけで、まだ確定ではない。

 仕掛け足(足1)は一度下落して下ヒゲをつけてから上昇し、(おそらく)足の中盤以降で高値をつけて、そして陽線で確定した。エントリータイミングはシグナル足の高値を上回ったタイミング。
 エントリータイミングと終値の位置があまり乖離していないので(むしろエントリー位置より終値の方が低い)、タイミングを逃したとしても次の足でエントリーしても問題ないと考える(例えば足が寄り付いて始値を上回った瞬間など)。

 エントリー以降は威勢よく陽線が続いた。安値1の足(安値2の足の2本前)も最終的には陽線となっている。
 安値2の足も最終的には陽線ではあるが、安値2をつけた時点では2連続で陰線でかつ安値1の足の安値も下回っているので、部分決済をさせられる羽目になったかもしれない。

 安値2の足は、上昇トレンドラインに平行なチャネルラインを突き抜けたが、終盤で少し押してチャネル内に押し返された。理想としてはこの終値で決済できれば良いが、この後数本続く陰線のうちのどこかで決済できればひとまず成功と考える。
 逆指値は5pips程度のため、安値2の足の終値でタイミング良く全決済できればRR2.5程度は獲得できたが、安値2となった瞬間に半分、安値2の足の終値で半分利確でもRR2.0弱は取れる。

足2:パターンブレイクプルバック

時間帯

2017/10/04 17時頃(日本時間:23時頃)

採点

エントリー:3点(Trend:○、Signal:○、25EMA:○)

リワード:1点(RR2.0:○、RR3.0:-)

総合:4点

コメント

 トレンドラインを約1時間前にブレイクし、その後ツーレッグの下落のような動き(2本目のレッグは陰線一本だけの小規模なもの)が確認できた後のパターンブレイクプルバック。
 パターンブレイクの前にはトレンドチャネルラインの上抜き(+ダブルトップ)、チャネル内のミクロなベアフラッグ(足1から安値2の安値に向かって引く線)をブレイクした経緯があること、そしてパターンブレイク後にはEMAのゴールデンクロスも確認できることから、主導権がブル派からベア派に変わった印象。

 高値1の足の次の足が長大陽線で、一気にトレンドラインを試した時点ではブル派の勢いを思わせる。
 この時点ではパターンブレイクプルバックのチャンスはなさそうに見えたが、次の足が弱気の大陰線となったことで、パターンブレイクプルバックのシグナル足となった。
 25EMAをちょうど下抜けしているところも好材料。

 仕掛け足は一切の戻しがなく、寄り付きと同時に下落しているため、安値1の足と気づいた瞬間にエントリーするのが理想ではあるが、少し遅れてしまうのはやむを得ない。

 高値2の足は決済ポイントとして悪くないが、その前の2本ある下影陰線の安値は、ともに欧州時間以降につけた安値で反発しているため、安値を2回試して反発したことを理由に決済するのが理想(=高値2の足の1本前の足)。1回目の試しのあとの高値1(高値2の2本前の足)の高値地点で焦って決済はしたくないところ。
 高値2の足で一発決済する場合、うまくエントリーできていればRR2.0が狙える。
 エントリー時点で日本時間23時を過ぎているということもあり、1回目の試しが入ったところ(欧州時間後の安値到達)で満足して決済してしまって、そのまま布団に入るのも悪くない。

 10時過ぎの安値1は一見エントリーポイントにも見える。
 ただ、シグナル足が上ヒゲが長めの上影陽線のため、仕掛けのタイミングまでのギャップが大きいことからリスクが大きいという点と、一見ツーレッグの調整に見えるが「安値2」ではなく「安値1」ということから、ブル派の勢いの強さも見て取れるので、そのあたりを踏まえてエントリーを(避ける方向で)考えたい。
 安値1でエントリーした場合(1本前の上影陽線の安値下抜けが仕掛けのタイミング)、3本後の大陽線で損切り(運が良くて建値近辺での逃げ)となる。

 安値2の足でのエントリーは一時的に含み損を抱えることになりそうだが、一応成功しているように見える。ただ、EMAの方向を見て分かるように方向感が失われているためさらなるプライスアクションを待ちたい。

 そのあとの安値3の足は前2本の足と合わせて宵の明星になっているが、トレンドが弱く、どちらに転んでも不思議ではないと考える(今回は成功)。

関連書籍


前の記事

5分足チャートエントリー分析 ユーロドル(EURUSD)2017/10/03

次の記事

5分足チャートエントリー分析 ユーロドル(EURUSD)2017/10/05

スポンサーリンク

スポンサーリンク

0 件のコメント :

コメントを投稿