5分足チャート 1週間振り返り ユーロドル(EURUSD)2018/1/15~19

 チャート内に記載した文字やラインの意味や、採点の詳細などの説明は、説明ページを参照ください。

※画像をクリックすると拡大表示されます。


スポンサーリンク

備考

・コメント、チャート内の時刻は全て「東ヨーロッパ時間(EET)」です。冬時間時のため、+7時間することで日本時間になります。

・トレードを実際に行っている時間を9~16時(日本時間16~23時)に限定しているため、分析はこの時間内をメインに行っています。

2018/1/15(月)

分析チャート

コメント

 先週金曜日は上昇相場だった。
 9時頃は下降トレンドおよびチャネルが確認できるが、足1でダブルボトムを形成後にトレンドラインをブレイク。

 足2がパターンブレイクプルバックの仕掛けで、25EMAの下支えもあるため仕掛けポイント。
 仕掛け足が陰線で引けてしまっているが、後続が続き成功。
 安値1, 2は1pips以内の下抜けでダマシに終わっている。安値3でようやく明確な下抜けを確認。

 調整の下落のあと、足3の高値3は仕掛けられそうに見えるが、前6本が横ばいかつバーブワイヤーのパターンで、オレンジのトレンドラインを高値2の足が抜けていない(高値3も抜けていない)といった条件から仕掛けは待ちたい。
 もし抜けたとしても、そのあとのプルバックを待ってから(高値4まで待って)仕掛けたい。
 高値4の足がマイナーなトレンドラインを抜けた足で、この後の押しを待ってから買いを仕掛けたい。

 足4が陽線で引け、次の足がパターンブレイクプルバックの仕掛け足に見える。いわゆる「EMAギャップ足」で仕掛けるべきかもしれない(トレンドもかなり強い)が、懸念点は25EMAの下であること。
 ただ、足5に関しては安値1がダマシに終わっているため、仕掛ける余地があると考える。

 足6は前の足が25EMAで反発し強気の陽線で引けていることからプルバックの反転の仕掛けポイントになっていると考える。懸念点は、安値2から始まる下落の調整が強く、もうワンレッグ残してそうに見える点。それを差し置くことができるくらいのシグナル足という解釈が必要なのか。


 私は足2の仕掛けが成功したものの、そのあとの足3や足5の前の足で仕掛けて失敗し、そして足5で買うこともできず、この強い上昇トレンドの1日をうまくものにできなかった。
 改めて見返すと足3での買いなんてあり得ないと思えるが、リアルタイムの速度感に慣れてないと思わず仕掛けてしまうものだなと実感した(ただのポジポジ病)。

2018/1/16(火)

分析チャート

コメント

 9時に急落が起きているが原因は不明。
 その後は急落後に比較的多く見受けられるダブルボトム(右底がやや低い)の形成後、高値2で調整の戻しが発生した。
 足1, 2や足3, 4はミクロダブルボトムのパターンで、1分足で見るとそれぞれの底でダブルボトムが確認できる。
 もし仕掛けるとすれば、足4での逆張りが一番の仕掛けポイント。足4は一旦1本前の足を下抜けてから上昇し、高値2となっていることから、ダマシの足となり、結果的に以降の上昇が生じた。

 足5や6は安値2のあとのプルバックの反転に見えるが、安値2の足の高値と、次の足の高値が揃っており、足5や6を安値3と定義的に設定できない。
 「形が似ていれば後もだいたい一緒になる」という理屈を考えれば、(特に)足5は実質安値3の仕掛け足(プルバックの反転)だったと考える。

 足7は高値2からの上昇を調整のプルバックと考えると、プルバックの反転包み足に見えるが、安値1の足に相当する。
 その後、ツーレッグの下落が確認できる。

 足8から始まる調整はツーレッグになっており、足9はプルバックの反転の仕掛け足。ただ、陽線で引けているため、仕掛けていたら損切りにあっている可能性がある(足の形成の仕方次第)。次の足で急落が生じており、足9かその次の足で仕掛けられていたら上々。
 トリプル0手前で反発しているが、30pips弱の下落となっている。

 足10から始まる上昇はスリープッシュとなっており、足11が終点。
 足12の安値3は、25EMAの関係もあってプルバックの反転の仕掛け足に見える。ただ、足10から引ける上昇トレンドラインを抜けた足が足12であることから、さらなるプライスアクションを待って安値4で仕掛けるべきだった。
 安値3での仕掛けは失敗に終わり、さらなるツーレッグの上昇が生まれている。

 足13の安値4は強い下降トレンドだからこそのプルバックの反転仕掛けになったと考える。
 上昇トレンドを意識しすぎると仕掛けられない足(仕掛けるべきではないのかもしれない)。

 足14はパターンブレイクプルバックの仕掛けポイントに見えるが、失敗に終わり、足15の安値2を起点にツーレッグの下落が生じた。


 この日は、足4の仕掛けが決まったものの、足12で仕掛けるなど相変わらず失敗が続いた(足12の失敗はあまり失敗と捉えすぎないほうが良い?)。足15の仕掛けが決まったのが唯一の成功。


スポンサーリンク

2018/1/17(水)

分析チャート

コメント

 昨晩夜中は上昇、アジア市場は下落の相場。9時時点ではまだ下降トレンドであったが、欧州時間は横ばいになる展開となった。

 足1はプルバックの反転の仕掛け足に見えなくもないが、急落後の調整の形がダブルボトムのような形になっている点が基本的なプルバックの形と異なる。

 足2からの上昇はアジア市場から始まった下落に対する調整と考える。

 仕掛けられそうな余地があるのが足4のパターンブレイク、足5のパターンブレイクプルバックで、足5の前にはビルドアップが確認できることと、足4はブレイク後の安値1である点(足4の1本前の足が安値1になって引けていたらより仕掛けやすかった)。


 私は足3をプルバックの反転と見て仕掛けたが、本線は下降トレンドなので、買いを仕掛けるのであれば短時間で済ませるべきだったと今になって思う。足4や足5で仕掛けられず、その後のツーレッグ目を狙った結果(足6)ダマシの高値に刺さって損切りとなった(そしてその後下落した)。

2018/1/18(木)

分析チャート

コメント

 この日の欧州市場は終始上昇の1日。

 足1をプルバックの反転として仕掛け、以降安値○の出現で一部決済したとしても、一部をスイングすることができていれば40pips弱抜けている。

 足2はレジスタンスラインのブレイクアウト足で、足3がパターンブレイクプルバックの仕掛け足。ブレイクした後に一旦レジスタンスライン内まで押し返されているが、形としてはパターンブレイクプルバックと考える。
 その後の安値1や安値2はいわゆる「定義上」におけるもので(1本前の安値を0.1pipsでも下抜いたから設定しているだけの足)、陽線で引けていることから安値1や2として機能するものではないと考える。実質的な安値1は安値3の足で、安値4の足で残りのポジションを決済できれば、上々なトレードだった。

 足3以降25EMAに到達しない展開が続いたため、仕掛けるのに苦慮する展開。このようなパターンが一番強い上昇トレンドで、逆張りしたベア派を栄養源にじりじりと上げていくパターン。
 個人的にはデイトレードをするのが難しいパターンの1つと考える(スキャルパーやスインガーが一番待ち望んでいるであろう展開)。

 足4は高値2のEMAギャップ足で、この後の高値1を待って仕掛けるためのセットアップを作っていると考える。
 この足で仕掛けても成功しているが、ミクロなトレンドラインを抜けたのがこの足のため、さらなるプライスアクションを待つべきかもしれないし、思い切って仕掛けるべきなのかもしれない(不明)。

 足5は唐突に現れたプルバックの反転狙いの仕掛け足で、その後どれだけ引っ張るかによるが、リワードを得ることはできた(悪くても建値近辺での決済)。25EMAでの反発でもあるため、狙いたい足と考える。
 足6を起点にダブルトップになりかけたが、後にブレイクした。


 私にとってこの日はあまり思い出したくない1日で、上図ではレジスタンスラインのみを引いているが、トレード中は下図のようなチャネルを想定してしまい、チャネルが重なっているところではダブルトップを目論んで売り(失敗後に下落)、足2や3近辺では最後の買いチャンスなのにフイにしてしまった。
 どう考えても買いで仕掛ける場所を探すところでひたすら反転を待ってしまい、上昇を見届けるだけになってしまった。

 2本のEMAから分かるように、この日は上昇トレンドで、トレンドフォローしたいならとにかく買えばよかった。
 チャネルで「到達」を予測するのはありかもしれないが、「反転」を予測するのは考えものだと感じた。
 (今日の失敗だけでそう結論づけて良いかはまだ考察の余地がある)。

 ただ、足4の時点ではチャネルを取っ払っており、仕掛けることができた(上記の通り、足4の仕掛けが良いか悪いかは不明)。
 足7を、ツーレッグ目の上昇でクライマックス足と解釈し、残りのポジションを決済することができたが、それ以上にその前の上昇を取れなかったことが心残りな1日だった。


スポンサーリンク

2018/1/19(金)

分析チャート

コメント

 欧州時間内で上昇から下降にトレンドが変わる相場で、値幅も50pips以内とやりづらい相場。

 9時ころはまだ上昇トレンドで、下降トレンドラインブレイク後の高値4の仕掛け(足1)は狙う余地があったと考える。1本前の足がトレンドラインに到達し試しており、また陽線として引けているため。
 足1自体は陰線で引けたが、逆指値に達することなく次の陽線で上昇を拾えたと考える。

 足2をワンレッグ目の終了と解釈できれば、足3は安値1ながらツーレッグの終点となり、実質安値2のような扱いをすれば良いと考えられる。その後ツーレッグの調整が生じた。

 足4はプルバックの反転の典型的な仕掛け足で、ツーレッグの調整の終点で高値2となっており、シグナル足は陰線ながら下ヒゲが長く、反転足となっている。
 しかし、そのあと横ばいの展開が続いたため、決済ポイントは大いに迷うこととなる。安値3まで一部でも引っ張れていれば多少のリワードが得られた。

 足5以降ツーレッグの上昇が発生しているが、足5は調整における高値1で、仕掛ける余地があったのかは疑問。

 上昇トレンドラインを意識できていれば、足7はパターンブレイク後の試しで、次の安値1の足がパターンブレイクプルバックの仕掛け足となった。以降ツーレッグの下落。
 ツーレッグ目となる足8も仕掛けの余地がある。
 高値2が出現した後の調整の急上昇の勢いは不明。その後の2バーリバーサルも不明。足9は包み足となっており、プルバックの反転を狙えるが、逆指値が遠く仕掛けにくい(=見送り)。
 このような急騰や急落のプルバックの反転を狙う場合は1分足が便利であったりするが、検証で経験を積むことが必要と考える。

 足10は安値2のプルバックの反転仕掛け足。しかしこのあとの足11の突然の急騰で場合によっては含み損を抱えたり建値で決済することになったかもしれない。その後の足12も足9同様プルバックの反転が狙えそうであるが逆指値が遠くなるため見送り。


 この日は前日とは打って変わってトレンドラインを意識することができなかった(昨日のことがあったからかもしれない)。
 きれいなパターンブレイクプルバックの仕掛けポイントに見える足7の次の足も仕掛けられず、足10での仕掛けも足11でクリーンアップされた。
 足4で仕掛けることもできたので、仕掛けそのものはうまくできたところがあるが、それに対するリワードが全く得られなかった。

関連書籍


前の記事

次の記事(未定)

5分足チャート 1週間振り返り ユーロドル(EURUSD)2018/1/22~26

スポンサーリンク

スポンサーリンク

0 件のコメント :

コメントを投稿