今年も残すところあと2週間となり、相場も冬休み相場になりつつあるかと思います。といいつつも、リアルタイムの相場は先々週からほぼ見ていないので(ヒストリカルデータをDLしているEURUSDだけ見ているという状態)、もしかしたらまだ相場は活気に溢れているのかもしれませんが…。
今後の更新予定
私は現在、EURUSDの5分足を2ヶ月分(44営業日、アジア時間除く)チェックして、エントリータイミング(決済タイミング)を分析しているところです。前回記事(雑記:将棋に学ぶトレードスキルの上達方法)に書いたとおり、取引前の勉強段階にあると判断し、取引は全くせず分析だけする日々を送っています。
先週末(12/16)に2ヶ月分の分析が完了し、現在分析したチャートを見直しつつ、各エントリータイミングについてポイント付けをしている段階です。ポイント付けは次のステップ(動くチャートの観察)の対象にするかしないかの厳選のための作業のつもりです。
1周見た限りでは、2ヶ月でエントリータイミングが120箇所ありました。2回目のチェックで増減するかもしれません(たぶん増えます)。
図:分析チャート例
今後は週2(ないしは週1)ペースで、1記事あたり3日分くらいの間隔(トレード数に応じて調整)で分析結果を投稿しようと思っています。
先週までのチャート分析ほど細部までは分析していませんが、エントリーできそうな部分とその周辺は分析しています。
他更新予定
今日まで1年ほどかけて分析等してきた中で、現時点で自分の中で結論づけている「トレーダーの勉強手順」についても投稿したいと思っています(できれば年内くらい)。
5分足チャートを眺め続けて思ったこと
順張りこそ王道
5分足チャートを2ヶ月分眺めて思ったことは、「やはり相場は順張りだな」ということでした。
ブルックス本(トレード入門)は、特に序盤では順張りの重要さと順張りを意識した相場の読み取り方を説明しているように見受けられますが、それが去年の今頃の私からみたら「説明しているエントリーが全部逆張りに見える」というレベルでした。
その理由は、押し目買いの「押し」が順張り方向に見えるから、また戻り売りの「戻し」が順張り方向に見えるからで、視野をもう少し広げると押しや戻しは大きい波(スイング)の調整でしかない…ということに気付けなかったからだと思います。
改めて本を読み直すと(高値1や安値2などの意味もちゃんと理解し直した上で)、順張り手法の単純さが読み取れて、徐々に分かったような気がしてきています。完成されたチャートからだとシグナル足、仕掛け足がパッと見で分かるようになってきました。
次のステップは「完成されたチャートからエントリータイミングが分かる」状態から、「動きのあるなかでエントリータイミングが分かる」状態になることだと思っています。
逆張りも、慣れてきたら順張りの利食いタイミングが場合によっては逆張り(=ドテン)のタイミングになる…ということが分かってはいるのですが、順張りも逆張りも両方取ろうとすると間違いなくうまく取引できなくなると思うので、最初のうちは順張りメインでやろうと思っています。
凪相場でも狙い所がある
ボルマン手法では「ちゃぶついていてエントリーできそうな箇所はない」で片付けてしまいそうな、1日の最高値と最安値が25pipsもないようないわゆる「凪相場」でも、ローソク足を1本ずつ細かく見ていくとエントリーできそうな箇所はあるな…ということを感じています。
とはいえ、凪相場よりも流動性が高い相場のほうが狙いやすいことは間違いないのですが、「全くない」と断言するのは浅はかだなと思っています。
重要指標発表後でも狙い所がある
私は、雇用統計を代表とする流動性の激しい相場の前後では、エントリーチャンスはないものだと思っていましたが、チャートを読み解く限り指標発表後は狙い目になるところがいくつかあるなと見てて思いました。
スプレッドの開き具合など、ブローカー要因でやれるかやれないかの問題などもあるかと思いますが、それでも急騰・急落後の混乱に近い相場でもエントリーできなくはない…ということが見つかったのは収穫でした。
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