5分足チャートエントリー分析 ユーロドル(EURUSD)2017/10/02

 チャート内に記載した文字やラインの意味や、採点の詳細などの説明は、説明ページを参照ください。

分析チャート

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分析内容

執筆日:2017年12月20日

足1:パターンブレイク

時間帯

2017/10/2 9時台(日本時間:15時台)

採点

エントリー:4点(Trend:◎、Signal:○、25EMA:○)

リワード:1点(RR2.0:○、RR3.0:-)

総合:5点

コメント

 アジア市場から継続して続いている、下降トレンドの中における調整の戻しが25EMA近辺まできた中での安値3の足、かつベアフラッグブレイク。

 シグナル足が25EMAに触れてはいないが、触れたと解釈できるレベルの接近と判断でき、同等のものとして扱えば良いと考える(20EMAなら触れていたかもしれない)。
 シグナル足は調整における高値3の足のため、戻り売りを考えた場合(このトレンドで逆張りロングは考えるべきではない)、そろそろシグナル足になってもおかしくないと考えられる。

 仕掛け足は実体の大きい弱気の陰線で、三川宵の明星の展開になった。上昇トレンドラインをちょうどブレイクしたかしてないかという足のため、最悪次の足が仕掛け足となっても問題ない(1本前の安値を下回った時点でエントリー)。
 一時的に含み損を抱えたかもしれないが(足1の次の足の上ヒゲ)、逆指値には触れないレベルの上昇で(仕掛け足を上回ってはいない)、パターンブレイク後の流れには乗れた。

 高値2の足が決済ポイントの1つと考える。全部利食いしてもRR2.0弱は見込めるが、一部をスイングとして残しておくと、その後の大きい下落も取れたかもしれない。
 ただ、高値2の戻しが強く、エントリーポイントを少し超えたところまで上昇しているため、スイングポジションは建値で決済されて終わっていた可能性が高い。
 逆指値を初期位置、もしくは先程の利食いに対してトントンになる位置に逆指値を置いていれば(ブルックス本で良く出てくる手法)、この後の下落は拾えた。

足2:プルバックの反転

時間帯

2017/10/2 10時頃(日本時間:16時頃)

採点

エントリー:6点(Trend:◎、Signal:◎、25EMA:◎)

リワード:3点(RR2.0:○、RR3.0:◎)

総合:9点

コメント

 パターンブレイク以降の下落に対する戻しが25EMAに到達した後の、プルバックの反転。
 足2の1本前の足が25EMAに到達するやいなや、反転し陰線の反転足として引けたため、理想的なシグナル足となった。

 仕掛け足はシグナル足の高値を試してから下落し大陰線となっているが(安値1)、エントリーのタイミングはシグナル足の安値を下回ったタイミングでエントリーする。

 安値1におけるエントリーということで、調整がツーレッグに達していないように感じられ、エントリーを躊躇してしまいそうな足に見えるが、大陽線→シグナル足の高値までが1本目の調整の上昇レッグ、シグナル足の安値から仕掛け足の高値までが2本目の上昇レッグとして解釈すればツーレッグの調整があったと解釈することができる。1分足だとその解釈ができる展開になっているかもしれない。
 リアルタイムで5分足だけを見て、そう解釈できるようになるまでは時間がかかるかもしれないが、2本のEMAから分かる圧倒的に強い下降トレンドにおいては、安値1だろうが安値2だろうが十分仕掛け足となり得ると考える。特に今回の場合は25EMAが反転タイミングであることを示唆していると考える。

 エントリー後は連続で引けていく陰線の足を見届けるだけの作業。高値1の足が出現するのは仕掛け足から9本後。ここで全部利食いしても十分すぎるリワードが得られる(RR4.0は狙える)。
 他、高値2や高値3が利食いポイントと考える。引っ張り続けるにしても、足4の買いエントリーまでには利確しておきたい。

 採点上A・Bともに最高点のトレード(総合9点は2ヶ月でこのエントリーのみ)。


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足3:パターンブレイク後のプルバック(≒pbp)

時間帯

2017/10/2 12時頃(日本時間:18時頃)

採点

エントリー:5点(Trend:◎、Signal:○、25EMA:◎)

リワード:1点(RR2.0:○、RR3.0:-)

総合:6点

コメント

 安値1の足がパターンブレイク足となったあとのプルバックが、ブレイク時のレートと25EMAを試し、再度反転したプルバックを狙ったエントリー(パターンブレイクプルバックとも解釈できそう)。

 シグナル足が実体の大きい弱気の陰線となっており、売るにしても乗り遅れたのではという感が起こるかもしれない。もし1分足チャートで仕掛けを狙っていればもっと良い位置で仕掛けられるかもしれないが、その反面ダマシを食らうリスクが大きくなるため、問題ない(仕方がない)と考える。
 仕掛け足は安値2で、シグナル足の安値を下回ると同時に仕掛ける。逆指値はシグナル足の少し上か、50レベルの上あたり。

 決済は無難に高値2の足で問題ないと考える。高値2以降の横ばい相場における高値2(「高値4」とも解釈できそうな足)の足までに利確できれば問題ない。
 高値1で一部利食いする手もあるが、トレンドが強いのでむしろ2本後の安値1で増し玉するくらいの気概で望んだほうが良いと考える(まだそれほど利が乗っているわけでもないので、引っ張りたい)。足1、足2でエントリーしたポジションがまだ残っている場合、ここで利確できればかなり理想的と考える。

足4:プルバックの反転(≒tff)

時間帯

2017/10/2 15時頃(日本時間:21時頃)

採点

エントリー:0.5点(@、Trend:-、Signal:-、25EMA:○)

リワード:1点(RR2.0:○、RR3.0:-)

総合:1.5点

コメント

 直近の最安値から強い戻しが発生し、トレンド転換を示唆する中で生じた高値2の足。
 まだこの局面においては買い=順張りとは言いづらく逆張りに近いエントリーと考える。

 (14時前の高値2の足からの)ツーレッグの上昇が75EMAに到達し、その後の下落が上昇の勢いよりも弱いところ(上昇幅>下落幅)、高値1の足が25EMAより上の位置で表れたところ、足4の1本前の足(シグナル足)が、1本前の陽線の安値を下抜いて引けた後、足4がシグナル足の高値を上回ったことで、シグナル足をダマシの安値とする失敗ブレイクからのトレード(tff)に近い形であるところ、下落の調整の高値2となった仕掛け足が25EMAをちょうど上回ったところ(おまけ程度の要素?)など、仕掛けとなる根拠は多いと考える。
 シグナル足の高値を上回った時点、もしくは足が確定した時点で仕掛けたい。

 決済ポイントの有力な足はやはり安値2の足。安値2の4本前の足(安値1)も反転足からの陰線のため、利食い候補の足と考える。逆指値が少し遠いこともあり(約7pips)、安値2の足が出現した瞬間に決済したとしてリワードは2に届くかどうかというレベル。
 RR1.0以上は十分狙えるため、悪くないトレードと考える(ただ採点は低い)。

 14時前の見送り(skip)としている足(高値2)は逆張りの仕掛け足で、数本前につけた安値とセットでダブルボトム調になっている点がポイント。安値2で利食ったとしてRR2.0前後は狙えたトレード。
 今回は逆張りがすぎるので考慮しないことにした。慣れれば、このような足からドテンを仕掛けられるようになれると理想。

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