サイクル理論に関しては、別サイト(FXサイクルトレード日記)に(少し)書いていますので、そちらを参照ください。
記事やチャートにおけるプライスアクションに関連する図(線)、用語の意味はこちらを参照ください。
記事やチャートにおけるサイクル理論に関連する図(線)、用語の意味はこちら(別サイト)を参照ください。
分析期間のサイクル分析記事(別サイト)
FXサイクルトレード日記:AUDUSDサイクル分析(2018/4/7) ウェッジを形成中でしばらく様子見環境認識用チャート画像
日足
4時間足(全体図)
チャート画像とコメント
前半部分
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足2は、足1で記録した高値からの下降ツーレッグの終点で、上昇トレンドライン近辺に到達してから反発した跡が確認でき、さらにミクロダブルボトムを形成しているプルバックの反転の仕掛け足。
上位時間足(例:8時間足)のローソク足を想像すると、足2は高値2の足になっていると考えられる。足2が寄り付いてから一度下に向かった跡が見えることも好材料(足2で仕掛けたベア派は追い込まれた)。
足3は週明けの足で、少し下側に窓が開いたことが確認できる。その後先週終値まで到達したが反転し、陰線として引けている。
その後十字足が6本ほど続くトレーディングレンジの展開が続いたが、ブル派がついに折れ、その週のうちに約2ヶ月弱続いた上昇トレンドがブレイクされた。
足4はパターンブレイク後の安値1の足であるが、トレンドラインまでの試しまで至っていない点と、もうワンレッグの上昇があっても不思議でない点などから、仕掛けるのはやや難しいと考える。ただし、ブレイクした足(陽線十字足)の安値は捉えている。
4時間足ではシグナル足が陽線であることもあり仕掛けにくいが、1時間足だと仕掛ける余地があるかもしれない。
足5は、高値2からの調整がダマシに終わりさらなる下落が始まった足で、この時点でやや売られすぎな感があるが、ブル派の損切りも巻き込み、もうワンレッグの下落が生じた。下ヒゲの長い足が続いており、足5が寄り付いた時点で、ブル派のポジションがある程度貯まっているものと考えられる。
足2の2本前の足の安値をTCボトムと想定すると、足5の前の時点でボトム割れが生じており、足5はボトム割れをパターンブレイクに見立てたパターンブレイクプルバックとも解釈できる。
足6は下降トレンドライン近辺における安値2のプルバックの反転仕掛け足。シグナル足の下ヒゲが長いため仕掛けが遅れるかもしれないが、1時間足で仕掛けタイミングを図れば、もう少し良い位置で仕掛けられたかもしれない。
足5や足6の仕掛けは、それぞれの足の前に形成された安値をMCボトム(もしくはTCボトム)と決めつけると、「売りを仕掛ける」という発想には至れない(上昇すると強く思い込んでしまうため)。少なくとも、下降トレンドラインをブレイクして、そのあとのプルバックがトレンドラインや安値を試すまでは安易にMCボトムと決めつけないことが重要と考える。
結局、本チャートでは2/9の安値をMCボトムと想定しているが、それが明確に定義できたのは2/14の安値をつけた後で、2/14の安値はブレイクポイント近辺を試したのち反発している(2/14の急落の発端は、たしかファンダメンタルズ要因だったと記憶する)。
後半部分
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足1は上昇トレンドラインに対するプルバックの反転、と言えば聞こえはいいが、数本前の大陰線を見るに、ここでの買いが順張りの仕掛けというのは厳しい。
足1の安値が1本前の足の安値に対してわずかに(0.2pips)下回っており、継続の下落が失敗したことによる失敗ブレイクのトレードで逆張りの仕掛け。
下降チャネルを想定したときに、2本前の下影陰線が下降チャネルラインに触れており(そこがちょうど第2ACボトムとなった)、根拠としては一応複数存在することになる(チャネルでの反発と、下落継続の失敗)。
足2は上昇トレンドラインに対するパターンブレイクプルバックの売りの仕掛け足。シグナル足が陰線でトレンドラインを試してから反発しており、仕掛けるには条件が揃っている。
足2以降の下落は2/9の安値を割り、第1TCからMCボトムを割る展開となった(3/1時点ではボトムがTCなのかMCなのかはたもやPCなのかもはっきりしていないことに注意、4月となった今だからこそ3/1の安値はTCで2/9はMCだと推測できている)。
足3は25EMA近辺から始まった継続の下降が失敗に終わったことを示す足で、逆張り色が強いが失敗ブレイクからのトレード足。足3以降ツーレッグの上昇が確認できる。足3で仕掛けたポジションを、足2の1本前の高値近辺で利確できれば理想。
足5は上昇チャネルにおけるプルバックの反転仕掛け足。足3のヒゲを無視すると綺麗な上昇トレンドラインが描け、足4を基準に平行な線を引くと、以降の高値がチャネルに沿って形成されていることが確認でき、上昇チャネルが強く意識されていたことが伺える。
2/9の安値と3/9の安値を通過するチャネルラインに対して平行な線を、2/16頃の高値に合わせて引くと、最もメジャーな下降チャネルが確認でき、足6はちょうど下降トレンドライン近辺で反発した。
足6はまた、上昇チャネルラインを抜けてから反発しチャネル内で引けており、2週間ほど続いた上昇チャネルの終了を予感させた。
足7は再度上を目指すも反転し、安値も下回ったことで仕掛け足となった。4時間足で仕掛けるにはやや逆指値が遠くなってしまうかもしれないが、莫大なりワードを手にすることができた。
3/1をTCボトムと考えるのであれば、足7での仕掛けがトレンドラインをブレイクしたあたりで足6はTCトップと想定でき、TCボトム(やMCボトム)へ向けた下落を狙った長期的なポジションのスイングが狙える。日足などの上位時間チャートでローソク足を確認することで、根拠のある長期ポジション保有も可能になる。
3/1の安値到達での利食いでも約200pipsとなり、RR10前後のリワードが得られるビッグトレードとなり得た。
足8は安値1で、1本前の安値を下抜いたところで継続の売りが仕掛けられそうに見えるが、上昇トレンドラインやブレイクポイントの試しまで距離が遠く、仕掛けの根拠が今ひとつ揃わないため、さらなるプライスアクションを待ちたい。水平線を抜けたところではまだ仕掛けられるかもしれない。
足9は、1本前の足がダマシの安値となって引けた後の仕掛けで、さらなる下落を見込んで売ったベア派を追い込み、一時的な上昇が生じていると考える。足9の1本前の足は安値1のため、足9が高値2の足であることも仕掛けの根拠となる。
あと、さらなる検証が必要であるが、RSIのダイバージェンスも確認でき(青い線の方)、それも仕掛けの根拠となるかもしれない(なお、ダイバージェンスは足9の6本前の足でも確認でき、こちらは失敗に終わっている。ダイバージェンスで仕掛けるにもプライスアクションなどの根拠が加わってはじめて機能すると考える)。
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