過去チャート分析 5分足トレード研究 ユーロドル(EURUSD)2017/11/20~24

 自身はまだリアルタイムで5分足を使ってトレードできるレベルでないので、しばらくは完成されたチャート来週以降も週末にチェックして投稿しようと考えています。

 先週のユーロドルの相場をFX5分足スキャルピング(ボブ・ボルマン著)の手法に則って分析しました。

 分析する時間帯は8:00~20:00(東ヨーロッパ時間、日本時間:15:00~翌3:00)としました。アジア市場は動きが小さい可能性が高い点、もしトレードするなら欧州時間メインということでスルーしています。

※チャート内の記号や略字の意味はこちらで確認ください。

上位時間足

※以下画像はクリックすると拡大して表示されます

1時間足(11月下旬)

15分足(11/20~24)


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5分足チャートとコメント

11/20

 1回目のパターンブレイクは、足2以降の揉み合いの中で水平線を上抜けしたダマシの高値(ブレイク)から反転し、ベアフラッグブレイクによる失敗ブレイクからのエントリー。

 1-2をポール、足2からパターンブレイクまでの揉み合いがフラッグ、パターンブレイクから足3までがスイングのポール-フラッグ-スイングの波動(俗に言うN波動)。

 その後、足3の安値を付けてから揉み合いとなり、ダマシのブレイク→パターンブレイクの先ほどと同様の流れ。

 2回目のブレイク(3回目の下落)ということもあり下落の強さが危ぶまれるが、25EMAから見て取れるトレンドの強さ、25EMAに対して右肩上がりに推移して到達したローソク足、ブレイク前に逆方向へダマシのブレイク、とパターンブレイク時の基本パターンが揃っており、エントリーしたいところ。

 エントリー後の下落幅が利確に到達してない場合、足4が決済タイミングと考える(ブルックス的に高値2の足)。

11/21

 ボラティリティが小さく、順張りエントリーが見込める箇所が見当たらない。

 逆張りエントリーならあるかもしれないが(グランビルの法則的なエントリー箇所)、ここでは考慮しないことにする。

11/22

 足2, 5, 6が足1の高値で反発しており、ベア派が防波堤を築き上げた印象を感じさせる。

 また、足5, 6の高値のセットがダブルトップとなり反発の足がかりとなるかと思われたが(その前の足3, 4はダブルボトム)、足7がダマシの安値となり反発。

 パターンブレイク足は、終値がラインを超えたか超えなかったか微妙なところでティーズブレイクになりかけたが、成功した。

 抜けた後の足と次の孕み足がパターンブレイクコンビ足となっている。2本連続で孕み足になり、より強力なビルドアップパターンとなったと考える。

11/23

 全く値動きがなく、トレード機会は見当たらない。

11/24

 ベアフラッグに対する足2のダマシのブレイク(ティーズブレイク)からの反転ロングは結果的には成功となっているが、昨日の欧州市場がレンジ相場であったことから、勝率はやや低いパターンと考える。

 1-3の上昇をポールと見た時に、3-4の下降トレンドがフラッグ(少し長めに見える)、足4以降の上昇がスイングとなるポール・フラッグ・スイングの展開。

 足4がダブルボトムの右底になっている点と、水平線ブレイク失敗のティーズブレイクからベアフラッグのパターンブレイクとなっており(25EMAの位置関係もなんとか線の上を超えており及第点)、勝率が期待できるエントリーと考える。

 パターンブレイクの後、足3の高値で少し揉み合っているが、ここまでで陰線が前の陽線を下回る足がなく(陰線→陰線の足が1箇所だけあるが)、足5で高値を更新するまでに利食いポイントはないと考える。

 足6の高値がN波達成となるポイントで、ちょうどトリプル0ということもあり利食いポイントの1つと考えられる。ただ、今回は前日が動かなかったことも影響したか、更にそのまま伸び続けた。

 足7と足8が終値が前回の足を下回った足で、引っ張り続けた際の利確ポイントと考える。

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